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骨盤の歪む原因はどんな事?

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骨盤の歪みが悪いと言われることが多いですが、そもそもどんな事が原因で歪みが起こるんでしょうか。

○日常の生活習慣やクセ、お仕事での作業など、普段からの身体の使い方

皆さんそれぞれに利き手や利き足があります。

左右の身体の使い方はどうしても差が出てしまいます。

重心を測ってみると左右のどちらかに大幅に偏っている事が普通です。

利き手や利き足に合わせた生活習慣がある事で、左右のバランス違いが起こってしまい、それによって骨格の土台になる骨盤には歪みが生じてしまいます。

 

座っている時についつい足を組んでしまったりもしますよね。

足を組む動きは骨盤を大きく捻るような動きになってしまうので、骨盤の歪みの原因になってしまいます。

逆に言うと、骨盤に歪みがあると真っ直ぐに座っている事が辛くなり、歪みに合わせて足を組んでいる姿勢の方がラクになっていくので、より大きな歪みを作ってしまう原因にもなります。

立っている時もどちらか片側に重心がかかってしまった状態で立ってしまいますよね。

カバンを肩がけする時もつい同じ方の肩にばかりかけてしまいませんか?

お仕事の作業はどちらかにバランス悪く負担のかかる作業が続いてしまいませんか?

そういった左右差のあるお身体の使い方から骨盤は歪んでしまいます。

 

○妊娠、出産による骨盤の動き

女性の方は妊娠や出産時に骨盤にはどうしても大きな動きが起こってしまいます。

骨盤の仙腸関節部分を補強している靭帯が弛み、恥骨結合部も開くことによって赤ちゃんが通るための産道を広げていくのですが、その時に弛んでしまった骨盤は不安定な状態で歪みが起こりやすくなります。

通常は3カ月ぐらいをかけて安定していきますが、その間にもお身体を動かしたりしなければいけないので、歪みの原因になってしまいます。

一度弛んでしまった靭帯は安定してきてもどうしてももと通りにはなってくれないので、経産婦の女性の骨盤は歪みが起こりやすくもなりますが、女性は生理の周期でも骨盤部分は開いたり閉じたりをしているので、男性よりも骨盤部分での悩みも多くなりますし、骨盤矯正への意識も高くなることは納得できますね。

 

こういった大きな原因や、解剖学的にそもそも左右の差があることも含めて、骨盤には歪みが起こってしまいます。

 

骨盤の歪みによってお身体のラインが崩れてしまったり、内臓の働きが悪くなり代謝が下がってしまったり、腰痛や肩こり、頭痛の原因になってしまう事ももちろん多くあります。

骨盤矯正をする事でそれらが全て、一発で改善するとは決して言えませんが、骨盤矯正をする事で身体のバランスや正しい使い方を意識していけるようにする事で、不調の起こらない状態を目指していく事が大切ですね。

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